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まうじや
ふりがな文庫
“まうじや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
亡者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亡者
(逆引き)
「年増でも新造でも、凄からうが當り前の人間だらうが、
亡者
(
まうじや
)
から手紙を貰ふやうな女は嫌ひだよ」
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一度
(
いちど
)
何處
(
どこ
)
か
方角
(
はうがく
)
も
知
(
し
)
れない
島
(
しま
)
へ、
船
(
ふね
)
が
水汲
(
みづくみ
)
に
寄
(
よ
)
つた
時
(
とき
)
、
濱
(
はま
)
つゞきの
椰子
(
やし
)
の
樹
(
き
)
の
奧
(
おく
)
に、
恁
(
か
)
うね、
透
(
す
)
かすと、
一人
(
ひとり
)
、コトン/\と、
寂
(
さび
)
しく
粟
(
あは
)
を
搗
(
つ
)
いて
居
(
ゐ
)
た
亡者
(
まうじや
)
があつてね
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
先に立つた見物人が足を
留
(
とゞ
)
めて
故
(
もと
)
の墓地の名や
偶
(
たま/\
)
ある墓標の
主
(
ぬし
)
の姓氏を読んだり、又英米の
旅客
(
りよかく
)
が自身の名を
石壁
(
せきへき
)
の上に
留
(
とゞ
)
めたりするので生きた
亡者
(
まうじや
)
の線は幾度か
低徊
(
ていくわい
)
する。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
まうじや(亡者)の例文をもっと
(9作品)
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