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ふゆばり
ふりがな文庫
“ふゆばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
冬墾
50.0%
冬懇
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬墾
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
味噌
(
みそ
)
には
分量
(
ぶんりやう
)
を
増
(
ま
)
す
爲
(
ため
)
に
醤油粕
(
しやうゆかす
)
が
掻
(
か
)
き
交
(
ま
)
ぜてあることを
知
(
し
)
つた。
勘次
(
かんじ
)
は
鍬
(
くは
)
を
執
(
と
)
つて
立
(
た
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
毎日
(
まいにち
)
唐鍬
(
たうぐは
)
を
持
(
も
)
つて
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
るのであつたが
此
(
こ
)
の
日
(
ひ
)
はおつぎを
連
(
つ
)
れて
麥畑
(
むぎばたけ
)
の
冬墾
(
ふゆばり
)
に
出
(
で
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ふゆばり(冬墾)の例文をもっと
(1作品)
見る
冬懇
(逆引き)
草木
(
さうもく
)
の
眠
(
ねむ
)
りに
落
(
お
)
ち
去
(
さ
)
る
少
(
すくな
)
くとも五六十
日
(
にち
)
の
間
(
あひだ
)
は、
彼等
(
かれら
)
は
稀
(
まれ
)
に
冬懇
(
ふゆばり
)
というて
麥
(
むぎ
)
の
畦間
(
うねま
)
を
耕
(
たがや
)
すことや
林
(
はやし
)
の
間
(
あひだ
)
に
落葉
(
おちば
)
や
薪
(
たきゞ
)
を
求
(
もと
)
めることがあるに
過
(
す
)
ぎぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ふゆばり(冬懇)の例文をもっと
(1作品)
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