“ふくろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.8%
2.3%
1.5%
伏臘0.8%
鴟梟0.8%
鵂鶹0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星の光、冷かな露、こけの匀、ふくろうの眼——すべてが彼には今までにない、爽かな力にあふれているようであった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しぶく小雨に見る/\淡墨うすずみの画になったり、梅雨にはふくろうの宿、晴れた夏には真先にひぐらしの家になったり
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
趙は茫然として中堂の中に立っていた。庭の方で鳥の声がした。それは夕陽の射した庭の樹に一羽のふくろうがきて啼いているところであった。
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「私が来てから、あなたの家は、田の粟のとりめが多くなり、売りねも高くなって、今、児も年よりも、皆が温かに着て、お腹一ぱいにたべていられるじゃないの、ふくろうはねが生えて、母鳥おやどりひとみをつッつくのとおんなじようなことをしようというのですか」
青蛙神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
自分は飯綱の法を修したが、遂に成就したと思ったのは、どこで寝ても夜半になるとふくろうが屋根にきて鳴くし、また路を行けば必ず前に旋風が起ったというのである。
露伴先生と神仙道 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
自分は飯綱の法を修行したが、遂に成就したと思ったのは、何処どこに身を置いて寝ても、寝たところのの上に夜半頃になればきっとふくろうが来て鳴いたし、また路を行けば行く前には必ず旋風つじかぜが起った。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
臣又願わくは陛下益々ますます親親しんしんの礼をさかんにし、歳時さいじ伏臘ふくろう使問しもん絶えず、賢者は詔を下して褒賞ほうしょうし、不法者は初犯は之をゆるし、再犯は之をゆるし、三ぱん改めざれば、則ち太廟たいびょうに告げて、地を削り、之を廃処せんに、あに服順せざる者あらんやと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
年老いた鴟梟ふくろうは年若きたかの前に逃走した。
鵂鶹ふくろうの鳴く声が鴉の声に交ってむこうの方から聞えてきたが、どこで鳴いているのか場所は判らなかった。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)