“ふうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
富厚20.0%
風交20.0%
風光20.0%
風向20.0%
風好20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとくしたがそのもつとおほい(五三)彰明しやうめい較著かうちよなる者也ものなり近世きんせいいたるがごとき、(五四)操行さうかう不軌ふきもつぱ(五五)忌諱ききをかし、しか終身しうしん逸樂いつらくし、富厚ふうこうかさねてえず。
それは近衛家の往来おうらい手形だった。官兵衛の祖父明石正風と、近衛家の当主との風交ふうこうは、近年こそ途絶えているが、その縁故えんこは歌の道のほうからいっても浅くない関係にある。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
満月の夜だったことをハッキリと後悔こうかいしました。せめて月が無ければ、こんなにまで荒涼こうりょうたる風光ふうこう戦慄せんりつすることはなかったでしょう。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
胃内廓清いないかくせいの功を奏したるのち又食卓にき、く迄珍味を風好ふうこうし、風好しおわれば又湯に入りてこれ吐出としゅつ致候いたしそろ
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)