“風光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうくわう50.0%
ふうこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲板かんぱんると、弦月丸げんげつまる昨夜ゆふべあひだにカプリとうおきぎ、いまはリコシアのみさきなゝめ進航しんかうしてる、季節せつは五ぐわつ中旬なかばあつからずさむからぬ時※じこうくはふるに此邊このへんたい風光ふうくわう宛然えんぜんたる畫中ぐわちゆうけい
満月の夜だったことをハッキリと後悔こうかいしました。せめて月が無ければ、こんなにまで荒涼こうりょうたる風光ふうこう戦慄せんりつすることはなかったでしょう。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)