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ひとり/\
ふりがな文庫
“ひとり/\”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一人々々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人々々
(逆引き)
汗をたらして
飽
(
あ
)
きずによく働いてゐたものだが、
一人々々
(
ひとり/\
)
皆
(
みな
)
死んでしまつた
今日
(
けふ
)
となつて見れば、あの人達はこの世の中に生れて来ても来なくてもつまる
処
(
ところ
)
は同じやうなものだつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
読
(
よ
)
み
上
(
あ
)
げられた
者
(
もの
)
は、
一人々々
(
ひとり/\
)
検疫医
(
けんえきい
)
の
列
(
なら
)
んだ
段階子
(
だんばしご
)
の
下
(
した
)
を
通
(
とほ
)
つて
上
(
うへ
)
へ
出
(
で
)
て
行
(
ゆ
)
く。『ミストル・アサヤーマ』。「ヤ」で
調子
(
てうし
)
を
上
(
あ
)
げて
少
(
すこ
)
し
引
(
ひ
)
ツ
張
(
ぱ
)
つて「マ」で
下
(
さ
)
げる。
成程
(
なるほど
)
山
(
やま
)
のやうに
聞
(
きこ
)
える。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
あと二三
人
(
にん
)
だけ
殘
(
のこ
)
つたのが
一人々々
(
ひとり/\
)
、
牛小屋
(
うしごや
)
から
掴
(
つか
)
み
出
(
だ
)
されて、
果
(
はて
)
しも
知
(
し
)
らない
海
(
うみ
)
の
上
(
うへ
)
を、
二十日目
(
はつかめ
)
に
島
(
しま
)
一
(
ひと
)
つ、
五十日目
(
ごじふにちめ
)
に
島
(
しま
)
一
(
ひと
)
つ、
離
(
はな
)
れ/″\に
方々
(
はう/″\
)
へ
賣
(
う
)
られて
奴隷
(
どれい
)
に
成
(
な
)
りました。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(6作品)
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