“ひつかぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
引被100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星樣ほしさまひとえないほど、掻卷かいまき引被ひつかぶつて、眞暗まつくらつてつたんです。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
一昨年いつさくねんときは、翌日よくじつ半日はんにち、いや、午後ごご時頃じごろまで、ようもないのに、女中ぢよちうたちのかげあやし氣勢けはひのするのがおもられるまで、腕組うでぐみが、肘枕ひぢまくらで、やがて、夜具やぐ引被ひつかぶつてまでおもひ、なや
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)