“はんにち”の漢字の書き方と例文
語句割合
半日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
休むにしても今日けふ半日はんにち、これから午後の三時までをどうして何処どこに消費しやうかとふ問題の解決にめられた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
れはういふ子細しさいでとちゝはゝ詰寄つめよつてとひかゝるにいままではだまつてましたれどわたしうち夫婦めをとさしむかひを半日はんにちくださつたら大底たいてい御解おわかりになりませう
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
つぎ日曜にちえうになると、宗助そうすけれいとほり一しうに一ぺん樂寐らくねむさぼつたため、午前ひるまへ半日はんにちをとう/\くうつぶして仕舞しまつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)