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どしつ
ふりがな文庫
“どしつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
土質
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土質
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
他人
(
ひと
)
が
自分
(
じぶん
)
を
見
(
み
)
ることを
知
(
し
)
つた
時
(
とき
)
肘
(
ひぢ
)
を
復
(
ま
)
た
叮嚀
(
ていねい
)
に
抱
(
だ
)
いた。
臺地
(
だいち
)
には
林
(
はやし
)
の
間
(
あひだ
)
に
陰氣
(
いんき
)
な
畑
(
はたけ
)
が
開墾
(
かいこん
)
されてあつた。
彼
(
かれ
)
は
開墾地
(
かいこんち
)
の
土質
(
どしつ
)
と
作物
(
さくもつ
)
とを
非常
(
ひじやう
)
な
注意
(
ちうい
)
で
見
(
み
)
た。
又
(
また
)
村落
(
むら
)
があつて
廣
(
ひろ
)
い
畑
(
はたけ
)
が
展開
(
てんかい
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
所へ汽車が轟と鳴つて孟宗藪のすぐ
下
(
した
)
を通つた。
根太
(
ねだ
)
の具合か、
土質
(
どしつ
)
の
所為
(
せゐ
)
か座敷が少し
震
(
ふる
)
へる様である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
元来旅順ほど小山が
四方
(
よも
)
に
割拠
(
かっきょ
)
して、禿頭を炎天に
曝
(
さら
)
し
合
(
あ
)
っている所はない。
樹
(
き
)
が乏しい
土質
(
どしつ
)
へ、遠慮のない
強雨
(
ごうう
)
がどっと突き通ると、傾斜の多い山路の側面が、すぐ往来へ
崩
(
くず
)
れ出す。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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(5作品)
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