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土質
ふりがな文庫
“土質”の読み方と例文
読み方
割合
どしつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どしつ
(逆引き)
佐藤はその頃頭に毛の
乏
(
とぼし
)
い男であった。無論老朽した
禿
(
はげ
)
ではないのだが、まあ
土質
(
どしつ
)
の悪い草原のように、一面に青々とは茂らなかったのである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
從
(
したが
)
つてところによる
氣候
(
きこう
)
や
土質
(
どしつ
)
の
變化
(
へんか
)
も
甚
(
はなは
)
だしく、そこに
育
(
そだ
)
つ
樹木
(
じゆもく
)
や、
森林
(
しんりん
)
も、おのづと、いろ/\ちがつてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
そして、
奥
(
おく
)
へすすめば、すすむほど、
土質
(
どしつ
)
の
肌目
(
きめ
)
があらく新しくなってくる。ところどころに、土をくりぬいた
段
(
だん
)
があった。段をのぼると
平地
(
ひらち
)
になり、平地をいくと段がきりこんである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土質(どしつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
土器
土手
土瓶
土堤
土耳古
“土質”のふりがなが多い著者
本多静六
長塚節
夏目漱石
吉川英治