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とんぢやく
ふりがな文庫
“とんぢやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
トンヂヤク
語句
割合
頓着
92.9%
頓著
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頓着
(逆引き)
もつと正直にいふと時鳥が居なかつた事である。時島は大名や連歌師やには
頓着
(
とんぢやく
)
なく遠い国へ飛んでゐたのだ。唯もう雌が恋しいばつかりに。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「
勘次等
(
かんじら
)
、そん
時
(
とき
)
から
俺
(
お
)
れた
口
(
くち
)
も
利
(
き
)
かねえや」
卯平
(
うへい
)
は
他人
(
ひと
)
には
頓着
(
とんぢやく
)
なしにかういつて
其
(
そ
)
の
舌
(
した
)
を
鳴
(
な
)
らして
唾
(
つば
)
を
嚥
(
の
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
とんぢやく(頓着)の例文をもっと
(13作品)
見る
頓著
(逆引き)
が、
小娘
(
こむすめ
)
は
私
(
わたくし
)
に
頓著
(
とんぢやく
)
する
氣色
(
けしき
)
も
見
(
み
)
えず、
窓
(
まど
)
から
外
(
そと
)
へ
首
(
くび
)
をのばして、
闇
(
やみ
)
を
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
に
銀杏返
(
いてふがへ
)
しの
鬢
(
びん
)
の
毛
(
け
)
を
戰
(
そよ
)
がせながら、ぢつと
汽車
(
きしや
)
の
進
(
すす
)
む
方向
(
はうかう
)
を
見
(
み
)
やつてゐる。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とんぢやく(頓著)の例文をもっと
(1作品)
見る
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