“とんじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頓着94.3%
頓著4.7%
貪著0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自身の書いているものにも、仮名違かなちがいなんぞは沢山あるだろう。そんな事には頓着とんじゃくしないでっている。要するに頭次第だと云った。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
北斎ほくさいなどの読み本の挿画には、田舎の豊饒ほうじょうを写し出そうとすると、きまって鳴子なるこ頓著とんじゃくせぬらしい雀の大群が描いてある。
その時の聖王に子千人と四大宝蔵あって中に珍宝満つ。衆人これを見て貪著とんじゃくせず、釈迦仏の時昔の衆生この宝のためにあい偸劫とうごうして罪を造ったと各あきれる。