“仮名違”の読み方と例文
読み方割合
かなちがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自身の書いているものにも、仮名違かなちがいなんぞは沢山あるだろう。そんな事には頓着とんじゃくしないでっている。要するに頭次第だと云った。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
瀬戸が先へ立って、ペンキ塗のくいにゐで井病院と仮名違かなちがいに書いて立ててある、西側の横町へ這入るので、純一は附いてく。瀬戸が思い出したように問うた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)