“仮名遣”のいろいろな読み方と例文
旧字:假名遣
読み方割合
かなづかい71.4%
かなづか14.3%
かなづかひ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かように、種々の音が同音に帰した結果、同音の仮名が多く出来、鎌倉時代に入ってその仮名の使いわけすなわち仮名遣かなづかいが問題となるにいたったのである。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
すると、彼はこれは春泥の手蹟しゅせきに相違ないと断言したばかりでなく、形容詞や仮名遣かなづかいの癖まで、春泥でなくては書けない文章だと云った。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
仮名遣かなづかひ改良の議論もあつて、コイスチヨーワガナワといふやうな事を書かせようとしてゐると
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)