旧字:假名遣
かように、種々の音が同音に帰した結果、同音の仮名が多く出来、鎌倉時代に入ってその仮名の使いわけすなわち仮名遣が問題となるにいたったのである。
我もまたいそがしからずば君が草稿の字句仮名遣の誤ぐらゐは正すことを得べしといはれけり。
仮名遣の上では区別しますけれども、実際の発音としては同じである。そうすると四十七字は実際の音としては四十四音しか表わさないということになります。
“仮名遣(仮名遣い)”の解説
仮名遣い(かなづかい)とは、仮名の使い方のことである。これには2つの意味がある。
第一に、同じ語に対して複数の仮名表記の方法がある場合にどちらを使うべきかという規範を指す。特に、同じ音韻に対して複数の仮名を使い分けなければならない場合に仮名遣いが問題となる。この意味の「仮名遣い」には現代仮名遣いや歴史的仮名遣などがあり、主として日本語において論じられる。
第二に、規範とは関係なく実態として仮名がどう使われていたのかを指すこともある。例えば「上代には特殊な仮名遣いがあった(上代特殊仮名遣い)」「漱石の仮名遣い」のような場合である。
本項目では第一の場合について述べる。
(出典:Wikipedia)
本項目では第一の場合について述べる。
(出典:Wikipedia)
“仮名遣”で始まる語句