“つかさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母樣57.1%
母様42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は申譯のない御無沙汰して居りましたが貴君もお母樣つかさんも御機嫌よくいらつしやりますかと問へば、いや最う私はくさみ一つせぬ位、お袋は時たま例の血の道と言ふ奴を始めるがの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わたし申譯まをしわけのない御無沙汰ごぶさたしてりましたが貴君あなたもお母樣つかさん御機嫌ごきげんよくいらつしやりますかとへば、いやわしくさみ一つせぬくらゐ、おふくろときたまれいみちやつはじめるがの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
私は申訳まをしわけのない御無沙汰してをりましたが貴君あなたもお母様つかさんも御機嫌よくいらつしやりますかと問へば、いやもうわしくさみ一つせぬ位、お袋は時たま例の血の道と言ふ奴を始めるがの
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お前がこの様な病気になつてから、お父様とつさんもお母様つかさんも一晩もゆるりとおやすみに成つた事はない、お疲れなされておせなされて介抱してゐて下さるのを孝行のお前に何故なぜわからない
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)