“かゝさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母様60.0%
母樣30.0%
嚊様10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふけえ馴染の中だで思出おめえだしてなげきが増して母様かゝさまが泣くべえ、それに種々いろ/\用があってねえでいたが悪く思ってくれるなって、でかい身体アして泣いただ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ヂュリ いゝえ、母樣かゝさま明日あすしき相應ふさはしい入用いりよう品程しなほど撰出えりだしておきました。それゆゑ、わたしにはお介意かまひなう、乳母うばはおそば夜中よぢゅう使つかくだされませ。
一つ肌を抜いで世話をして遣らうと思つて、それから私の知つて居る女郎屋の嚊様かゝさまに行つてこれ/\だつて話して遣つただ。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)