“ちんもく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沈黙71.4%
沈默28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また沈黙ちんもくつづいた。みんなは考えにしずんでいた。そんなふうにして、どのくらいいたか知らないが、ふとさけび声が聞こえた。
ドノバンはしいて反対をしてみたものの、心のなかではそれよりほかにさくがないことを知っていたので、沈黙ちんもくしてしまった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「おあつうござんすねどうも」おつぎはたすきをとつて時儀じぎべながらおつたへちやすゝめた。三にんしばら沈默ちんもくしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
わたくし武村兵曹たけむらへいそうじつこゝろいたよ。此時このとき吾等われら一同いちどう沈默ちんもくは、千萬言せんまんげんよりもふか意味ゐみいうしてるのであつた。