“だまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沈黙50.0%
默言50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰つて見ると元子もとこ帰宅かへつて居ない。ふさ気慊きげんを取る言葉がないので沈黙だまつて横を向いてると、銀之助は自分でウヰスキーのびんとコツプをもつて二階へけ上がつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ふさは『下宿屋』が出たので沈黙だまつしまつた。銀之助は急に起立たちあがつて。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
如何いか年若としわかなればとて盜賊よばはりは何事ぞ是にはたしかな證據でも有ての事か是サ組頭默言だまつて御座つてはすみますまいとたけり立れば組頭の周藏傳兵衞もあきれ居しが漸々進み出コレ藤八殿餘りおほきな聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)