沈黙だまつ)” の例文
旧字:沈默
帰つて見ると元子もとこ帰宅かへつて居ない。ふさ気慊きげんを取る言葉がないので沈黙だまつて横を向いてると、銀之助は自分でウヰスキーのびんとコツプをもつて二階へけ上がつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ふさは『下宿屋』が出たので沈黙だまつしまつた。銀之助は急に起立たちあがつて。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)