“ちよツと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一寸80.0%
鳥渡20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やんや/\とよろこばれるなかから、我戀わがこひ細谷川ほそだにがは丸木橋まるきばしわたるにやこわわたらねばとうたひかけしが、なにをかおもしたやうにあゝわたし一寸ちよツと無禮しつれいをします、御免ごめんなさいよとて三味線さみせんいてつに
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
にも見違みちがへるわけのものではないが図抜づぬけあまおほきいから一寸ちよツとがつかぬであつた、なんはたけでも、甚麼どんな履歴りれきのあるぬまでも、此位このくらゐひるはあらうとはおもはれぬ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、鳥渡ちよツと開いて見たが、またもとの通りに納めた。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)