“ちょうりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮流60.0%
長流20.0%
漲流20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしてちながら、外国がいこくや、露西亜ロシヤ新聞しんぶん雑誌ざっしいてあるめずらしいこと、現今げんこんはこう思想しそう潮流ちょうりゅうみとめられるとかとはなしすすめたが、イワン、デミトリチはすこぶ注意ちゅういしていていた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
以上いじょう縄取なわどりによれば、多摩たま長流ちょうりゅう唯一ゆいつのたのみとし、武蔵野むさしの平地へいちと上流のてきにのみそなえをおかるるお考えのようにぞんずるが、かりに、御岳みたけうらにあたる御前山おんまえさん奇兵きへいをさし向け
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中庸ちゅうよう地相ちそうくるわをひかえ、梅沢うめざわのすそに出丸でまるをきずき、大丹波おおたんばには望楼ぼうろうをおき、多摩たま長流ちょうりゅうほりとして、沢井さわい二俣尾ふたまたお木戸きどをそなえれば、武蔵野原むさしのはらつる兵もめったに落とすことはできない
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あたかも神を奉ぜるの者の如き思想感情の漲流ちょうりゅうせるを見る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)