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ちうけい
ふりがな文庫
“ちうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
中啓
50.0%
中卿
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中啓
(逆引き)
通
(
つう
)
じければ山内先生の御出とならば自身に
出迎
(
でむかう
)
べしと何か
下心
(
したごころ
)
のある天忠が
出來
(
いできた
)
る
行粧
(
ぎやうさう
)
は
徒士
(
かち
)
二人を先立自身は
紫
(
むらさ
)
きの
法衣
(
ころも
)
に
古金襴
(
こきんらん
)
の
袈裟
(
けさ
)
を
掛
(
かけ
)
頭
(
かしら
)
には
帽子
(
ばうし
)
を戴き右の手に
中啓
(
ちうけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
下
(
おり
)
沓
(
くつ
)
を
穿
(
はき
)
て立出ける其衣服は葵の紋を織出したる
白綾
(
しろあや
)
の小袖を着用し其下に
柿色
(
かきいろ
)
綾の小袖五ツを重ね紫きの
丸帶
(
まるぐけ
)
を
締
(
しめ
)
古金襴の法眼袴を穿ち上には
顯文紗
(
けんもんしや
)
十徳を着用し手に金の
中啓
(
ちうけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
この
)
時上段の
簾
(
みす
)
の前には
赤川大膳
(
あかがはだいぜん
)
藤井左京
(
ふぢゐさきやう
)
の兩人
繼上下
(
つぎかみしも
)
にて左右に居並び常樂院
天忠和尚
(
てんちうをしやう
)
が
披露
(
ひろう
)
につれ大膳が簾を
卷
(
まけ
)
ば
雲間縁
(
うんけんべり
)
の
疊
(
でふ
)
の上に
錦
(
にしき
)
の
褥
(
しとね
)
を
敷
(
しき
)
天一坊安座し身には
法衣
(
ころも
)
を着し
中啓
(
ちうけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ちうけい(中啓)の例文をもっと
(1作品)
見る
中卿
(逆引き)
多聞天は、紫微内相藤原
中卿
(
ちうけい
)
だ。あの柔和な、五十を越してもまだ三十代の美しさを失はないあの方が、近頃おこりつぽくなつて、よく下官や、
仕
(
つか
)
へ
人
(
びと
)
を叱るやうになつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ちうけい(中卿)の例文をもっと
(1作品)
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