“だいせき”の漢字の書き方と例文
語句割合
大石100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
座頭(ざとう)むくと起直(おきなほ)つて、腹(はら)を立(た)て、道端(みちばた)にあつて往来(わうらい)の障(さまたげ)なりと、二三十人(にん)ばかりにても動(うご)かしがたき大石(だいせき)の角(かど)に手(て)をかけ、曳(えい)やつといふて引起(ひきおこ)し、目(め)より高(たか)くさし上(あ)げ、谷底(たにそこ)へ投落(なげおと)す。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
以前(いぜん)激流(げきりう)に逆(さから)つて、大石(だいせき)を転(ころ)ばして人助(ひとだす)けのためにしたと言(い)ふのも、第(だい)一、かちわたりをすべき川(かは)でないから石(いし)があるのが、然(さ)まで諸人(しよにん)の難儀(なんぎ)とも思(おも)はれぬ。往来(わうらい)に穴(あな)があるのとは訳(わけ)が違(ちが)ふ。
怪力 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)