“そんけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
孫堅35.0%
孫乾30.0%
孫権25.0%
孫權5.0%
損軒5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつては江東の孫策そんさくの父孫堅そんけんすら、その領土へ侵入しては、惨敗の果てその身も戦死をとげ、恨み多き哀碑あいひを建てて、いたずらに彼を誇らせたほどな地である。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
関羽が前に引きすえて、二名の覆面をとらせてみると、そのひとりは、なんぞ計らん、共に玄徳の麾下にいた旧友の孫乾そんけんなので
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呉帝孫権そんけん真の蠅と思い指ではじきにかかった類話もある(『古今著聞集』一六。『淵鑑類函』三二七)。
孫權そんけん或時あるときさう再興さいこうをして屏風びやうぶゑがかしむ、畫伯ぐわはくふでつてあやまつておとしてしろきにてんつ。つてごまかして、はへとなす、孫權そんけんしんなることをうたがうてもつはじいてかへりみてわらふといへり。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
元禄十一年(1698)に出版された貝原損軒そんけん(益軒)の『花譜』には「正保しょうほころはじめてもろこしより長崎へきたる」と述べ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)