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せうさん
ふりがな文庫
“せうさん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
消散
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
消散
(逆引き)
遂
(
つひ
)
にはそれが一つに
成
(
な
)
つて
山々
(
やま/\
)
の
所在
(
しよざい
)
を
暗
(
くら
)
まして、
其
(
そ
)
の
末端
(
まつたん
)
が
油煙
(
ゆえん
)
の
如
(
ごと
)
く
空
(
そら
)
に
向
(
むか
)
つて
消散
(
せうさん
)
しつゝあるやうに
見
(
み
)
え
始
(
はじ
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
枯木
(
かれき
)
の
林
(
はやし
)
は
立
(
た
)
ち
騰
(
のぼ
)
る
煙草
(
たばこ
)
の
煙
(
けぶり
)
が
根
(
ね
)
の
切
(
き
)
れた
儘
(
まゝ
)
すつと
急
(
いそ
)
いで
枝
(
えだ
)
に
絡
(
から
)
んで
消散
(
せうさん
)
するのも
隱
(
かく
)
さずに
空洞
(
からり
)
として
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
暫
(
しばら
)
くして
家
(
うち
)
の
廂
(
ひさし
)
からは
青
(
あを
)
い
煙
(
けぶり
)
が
偃
(
た
)
つてだん/\に
薄
(
うす
)
い
煙
(
けぶり
)
が
後
(
あと
)
から/\と
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
に
消散
(
せうさん
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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