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すっく
ふりがな文庫
“すっく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
矗
50.0%
矗然
33.3%
矗々
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矗
(逆引き)
後
(
あと
)
はどう来たか、
恐
(
こわ
)
い姿、
凄
(
すご
)
い者の路を
遮
(
さえぎ
)
って
顕
(
あらわ
)
るる
度
(
たび
)
に、娘は私を
背後
(
うしろ
)
に
庇
(
かば
)
うて、その鎌を
差翳
(
さしかざ
)
し、
矗
(
すっく
)
と立つと、
鎧
(
よろ
)
うた
姫神
(
ひめがみ
)
のように
頼母
(
たのも
)
しいにつけ、雲の消えるように路が開けてずんずんと。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すっく(矗)の例文をもっと
(3作品)
見る
矗然
(逆引き)
云いつつ
徐
(
しずか
)
に衾を
剥
(
めく
)
ると、
待構
(
まちかま
)
えたる重太郎は全身の力を
籠
(
こ
)
めて
曳
(
えい
)
やと
跳
(
は
)
ね返したので、不意を
食
(
くら
)
った忠一は衾を掴んだまま仰向けに倒れた。重太郎は
洋刃
(
ないふ
)
を閃かして
矗然
(
すっく
)
と
起
(
た
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すっく(矗然)の例文をもっと
(2作品)
見る
矗々
(逆引き)
大きな星一ツに小さいのが
三
(
み
)
ツ
四
(
よ
)
ツきらきらとして、
周囲
(
まわり
)
には何か黒いものが
矗々
(
すっく
)
と立っている。これは即ち
山査子
(
さんざし
)
の灌木。俺は灌木の中に居るのだ。さてこそ置去り……
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
すっく(矗々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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