トップ
>
すくすく
ふりがな文庫
“すくすく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
矗々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矗々
(逆引き)
檣
(
ほばしら
)
、電柱、
五月鯉
(
さつきのこい
)
の
棹
(
さお
)
などになるのが、奇麗に下枝を
下
(
お
)
ろされ、殆んど本末の太さの差もなく、
矗々
(
すくすく
)
と天を刺して居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
蒼白くひろがった月光の中に、尖塔を持ち
円家根
(
まるやね
)
を持ち、
矗々
(
すくすく
)
と聳えている南蛮寺の姿は、異国的であって神々しい。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何の風情もない、
饅頭笠
(
まんぢうがさ
)
を伏せた様な芝山で、
逶迤
(
うねくね
)
した
径
(
みち
)
が
嶺
(
いただき
)
に尽きると、太い杉の樹が
矗々
(
すくすく
)
と、八九本立つてゐて、二間四方の荒れ果てた愛宕神社の
祠
(
ほこら
)
。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
すくすく(矗々)の例文をもっと
(10作品)
見る
検索の候補
すく
すく/\
すっく
ちくちく
ちく/\