“じやうるりかた”の漢字の書き方と例文
語句割合
淨瑠璃語100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿々なか/\世話にも成難なりがたく如何はせんと思ひし折柄をりから竹本君太夫と云ふ淨瑠璃語じやうるりかたり金七が上方かみがたに在りし頃よりの知己ちかづきにて火事見舞に來りしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取寄とりよせ芝居者しばゐもの淨瑠璃語じやうるりかた三絃彈さみせんひきなど入込いりこま皆々みな/\得意とくいの藝をあらはたはぶきようじけり茲にまた杉森すぎのもり新道しんみち孫右衞門店まごゑもんたな横山玄柳よこやまげんりういふ按摩あんまあり是はわけて白子屋へ入浸いりひた何樣なにさま白子屋一けん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かくし居たりける然るに其頃芝明神前に藤重ふぢしげと云る淨瑠璃語じやうるりかたりの女有しが容貌かほかたち衆人にすぐれ心やさしき者なる故弟子でしも多く日々ひゞ稽古けいこたゆる隙なく繁昌しける此所へ吾助は不※ふと稽古せんものと這入込はひりこみたるが好色者かうしよくものくせなれば藤重ふぢしげ嬋娟あてやかなる姿にまよひ夫よりは稽古に事せ日夜入浸いりびたりに行きけるが流石さすがに云寄便よるたよりもなく空敷むなしく月日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)