“じじよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
事情100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各々おの/\博物館はくぶつかんにはそれ/″\の特色とくしよくがあり、ものがわりあひに粗末そまつでも、陳列品ちんれつひんすぐれたものがおほいとか、陳列ちんれつ方法ほう/\いとか、いろ/\の事情じじようがあつて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
このうたでは、人麿ひとまろみやこから西にしくだつたのか、それともとほくにからみやこもどつてたのか、その事情じじようがわかりませんが、このうたかんがへるうへには、べつにさしつかへはありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
うた俳句はいくうへでは、そのかたちみじかちひさいだけに、はしがき——また、詞書ことばがきともいふ——や、そのうたつくつた事情じじようなどをるといふことが、ほか文學ぶんがくとはべつ大事だいじなことであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)