“しようご”の漢字の書き方と例文
語句割合
正午100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地震ぢしんおこつたのは當日とうじつ午前十一時十分頃ごぜんじゆういちじじつぷんごろであり、郵便局ゆうびんきよくとなりの潰家かいかから發火はつかしたのは正午しようごぐる三十分位さんじつぷんぐらゐだつたといふから、地震後ぢしんごおよ一時間半いちじかんはん經過けいかしてゐる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
うらめしきは御新造ごしんぞとおみね口惜くちをしさにものはれず、常〻つね/″\をとなしき理屈りくつづめにやりこめすべもなくて、すご/\と勝手かつててば正午しようご號砲どんおとたかく、かゝるをりふし殊更ことさらむねにひゞくものなり。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)