“しょううま”の漢字の書き方と例文
語句割合
正午100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手人を出さなければ、本日正午しょううまこく、龍の口評定所へ訴え出るという強談ごうだんじゃ。——主家の安危には替え難い、拙者いさぎよく名乗って出ようと思う。
しかもまた、弥兵衛長政がいうところによれば、その飛脚は、昨二日の正午しょううまこくに京都表を立って、いま三日夜のこくにここへついた者だというのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところでお美乃さん、もう聴いているだろうが、処刑おしおきは明後日の正午しょううまこくだ。正直のところ、それまでに、小三郎を助ける見込みが立つかどうか、俺にも判らない。