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しゆけん
呼寄相談に及びしは其方は
幼年なれども感應院の
手許にて
教導を受し事なれば可なりに
修驗の
眞似は出來べし我々始め村中より
世話を
徘徊し
廻り/\て
和歌山の平野村と云へる所に
到りける此平野村に
當山派の
修驗感應院といふ
山伏ありしが此人甚だ
世話好にて嘉傳次を
評に曰此
護摩刀のことは
柴刀とも申よし
是は聖護院三寶院の
宮樣山入の
節諸國の
修驗先供の節
柴を
切拂て
護摩の
場所を
拵へる故に是を
柴刀とも云なり
また
將相達はなぜあれほど
主權を
爭ひ
合ふのか?
多くの
婢妾の
肉に
倦きたいために、ばくちに
耽る
悠悠閑日月を
自由にしたいために、
豪華な
廊房で
阿片の
夢に
浸りたいために。