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さよ
ふりがな文庫
“さよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
サヨ
語句
割合
小夜
72.4%
左様
13.2%
佐用
7.9%
佐夜
3.9%
佐代
1.3%
狭夜
1.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小夜
(逆引き)
しかもその際私の記憶へ
鮮
(
あざやか
)
に生き返って来たものは、当時の私が妻の
小夜
(
さよ
)
を内心憎んでいたと云う、
忌
(
いま
)
わしい事実でございます。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さよ(小夜)の例文をもっと
(50作品+)
見る
左様
(逆引き)
その時ア御馳走しますからね、
左様
(
さよ
)
なら何うもおそうそさまで、何うか旦那様へもよろしく、何うも御苦労さまで
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さよ(左様)の例文をもっと
(10作品)
見る
佐用
(逆引き)
すると
未
(
ひつじ
)
の頃(午後二時)である。さきの日、加古川の宿に残しておいた細作の一人が、まったく方角ちがいな
美作
(
みまさか
)
の
佐用
(
さよ
)
方面からここへたどりついて来た。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さよ(佐用)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
佐夜
(逆引き)
掛川
(
かけがわ
)
と云えば
佐夜
(
さよ
)
の
中山
(
なかやま
)
はと見廻せど僅かに九歳の冬
此処
(
ここ
)
を過ぎしなればあたりの景色さらに見覚えなく、島田
藤枝
(
ふじえだ
)
など云う名のみ耳に残れるくらいなれば
覚束
(
おぼつか
)
なし。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
さよ(佐夜)の例文をもっと
(3作品)
見る
佐代
(逆引き)
妹娘の
佐代
(
さよ
)
は十六で、三十男の仲平がよめとしては若過ぎる。それに
器量
(
きりょう
)
よしという評判の子で、若者どもの間では「岡の小町」と呼んでいるそうである。どうも仲平とは不吊合いなように思われる。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さよ(佐代)の例文をもっと
(1作品)
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狭夜
(逆引き)
源平盛衰記
(
げんぺいせいすゐき
)
の
文覚発心
(
もんがくほつしん
)
の
条
(
くだり
)
に、「はや
来
(
きた
)
つて女と共に
臥
(
ふ
)
し居たり、
狭夜
(
さよ
)
も
漸
(
やうやう
)
更け行きて
云云
(
うんぬん
)
」と、ちやんと書いてある事である。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さよ(狭夜)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さよ”の意味
《名詞》
さよ【小】【夜】
(古語・雅語)夜。(「さ」は接頭辞。夜をよいものと考えたときの表現。)
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さよう
さい
さう
さやう
せい
そう
そん
そんな