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左様
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さよ
ふりがな文庫
“
左様
(
さよ
)” の例文
旧字:
左樣
我輩警察のために棄置かん、直ちに貴公のその額へ、白墨で、輪を付けて、交番へ
引張
(
ひっぱ
)
るでな、
左様
(
さよ
)
思え、はははは。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その時ア御馳走しますからね、
左様
(
さよ
)
なら何うもおそうそさまで、何うか旦那様へもよろしく、何うも御苦労さまで
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「名乗るほどのこともないさ。寒いから早くお帰り。わしこそお蔭で大変いい心持になったよ。
左様
(
さよ
)
なら」
幻想
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
「
左様
(
さよ
)
なら」と云つた。女は其顔を
凝
(
じつ
)
と
眺
(
なが
)
めてゐたが、やがて落付いた調子で
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
両方?……
左様
(
さよ
)
ですか、なるほど……
十年……
(新字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
▼ もっと見る
「じゃア、
左様
(
さよ
)
なら。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
左様
(
さよ
)
なら!」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そうしてあんたと二人で夫婦になって、
深山
(
みやま
)
の奥なりと
行
(
い
)
んで暮したいが、それに就いても
切
(
せめ
)
て
金子
(
かね
)
の五六十両も持ってお出でやというと、おゝ
左様
(
さよ
)
か
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
左様
(
さよ
)
よ。古賀さんはよそへ行つて月給が増すより、元の儘でもえゝから、こゝに居りたい。屋敷もあるし、母もあるからと御頼みたけれども、もうさう極めたあとで、古賀さんの代りは出来て居るけれ仕方がないと校長が御云ひたげな」
坊っちやん
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
左様
(
さよ
)
なら」
幻想
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
清「はい
屹度
(
けっと
)
寄って御厄介に成りみすよ、
左様
(
さよ
)
なれば」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
清「
大
(
おお
)
けにお妨げを致しみした、
左様
(
さよ
)
ならば」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
男「はい
左様
(
さよ
)
か、
行
(
い
)
て
参
(
まい
)
るますと」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“左様”で始まる語句
左様々々
左様左様
左様然
左様右様
左様だとも
左様御承知被下度候