“ごらいりん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御来臨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヤレ御入来ごじゅらい下され、御来車ごらいしゃ下され、御抂駕ごおうが下され、御来臨ごらいりん下され、御賁臨ごふんりん下されなんぞと一つ事を十通りも知らなければならん。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
中々なか/\大人たいじんは知らんところ御来臨ごらいりんのない事はぞんじてりましたが、一にても先生の御入来おいでがないと朋友ほういうまへじつ外聞ぐわいぶんわるく思ひます所から、御無礼ごぶれいかへりみず再度さいど書面しよめん差上さしあげましたが
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
和尚おしよう如何どうだナなど扶持ふちでもしてくやうにはゞかせて、茶の呑倒のみたふしを、コレハ先生よくこそ御来臨ごらいりんさいはかたより到来たうらい銘酒めいしゆ、これも先生に口をきついただくは、青州せいしう従事じゆうじ好造化かうざうくわなどゝきゝかぢりと
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)