“こむぎこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小麥粉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さうらけて、れが晩稻おくいねはなだ」かね博勞ばくらうにした小麥粉こむぎここと/″\けてしまつた。苗束なへたばすこしろつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
小麥粉こむぎこすこしほれたみづねて、それをたまにして、むしろあひだれてあしんで、ぼういてはうすばして、さらいくつかにたゝんでそく/\と庖丁はうちやうつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「どうしたもんだ、大威張おほえばりして」おつぎはつぶやきながらうち女房にようばういて小麥粉こむぎこを一つかしてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)