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くぬぎ
ふりがな文庫
“くぬぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
櫟
79.7%
椚
10.8%
功刀
1.4%
槶
1.4%
檞
1.4%
櫟木
1.4%
櫪
1.4%
櫪木
1.4%
歴木
1.4%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫟
(逆引き)
アパートのどの窓からも殆んど
覗
(
うかが
)
う事の出来ない程に鬱蒼たる
櫟
(
くぬぎ
)
や
赤樫
(
あかがし
)
の雑木林にむっちりと包まれ、そしてその古屋敷の周囲は
石塀幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
くぬぎ(櫟)の例文をもっと
(50作品+)
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椚
(逆引き)
岩山に生えた
椚
(
くぬぎ
)
の三年枯れの堅薪で炊いた飯の、一番下と釜の底とが、移す時綺麗に離れるのでなければ、太政官は其の飯を口にしなかつた。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
くぬぎ(椚)の例文をもっと
(8作品)
見る
功刀
(逆引き)
楯岡
(
たておか
)
のときと同じだな、と
功刀
(
くぬぎ
)
功兵衛は思った。楯岡平助のときと殆んど同じだと、——裏のほうで
仔猫
(
こねこ
)
のなく声がし、窓外の
庇
(
ひさし
)
に枯葉の散りかかる音が聞えた。
醜聞
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
くぬぎ(功刀)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
槶
(逆引き)
秋山や
槶
(
くぬぎ
)
をはじき
笹
(
ささ
)
を分け
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
くぬぎ(槶)の例文をもっと
(1作品)
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檞
(逆引き)
それは
檞
(
くぬぎ
)
の
殻
(
から
)
を踏んだので、踏まれた殻は平らにへし潰された。疵をするまでもないものであつた。彼はちつと舌打をして、忌々しさうにそれを拾つて抛りつけた。
夜烏
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
くぬぎ(檞)の例文をもっと
(1作品)
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櫟木
(逆引き)
櫟木
(
くぬぎ
)
、山口の両軍曹に命じて火を挙げさせようとしたが、折あしく此夜は、微風も起たない穏かな夜なので、容易に火が挙らない。やっと火の付いたのが、九時四十分頃であった。
田原坂合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
くぬぎ(櫟木)の例文をもっと
(1作品)
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櫪
(逆引き)
たとえば東京などでは、この二月の初めの土曜日が初雪で、それが野山の松や
櫪
(
くぬぎ
)
の蔭にきらめいて、かえって青空の光を明るくした。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
くぬぎ(櫪)の例文をもっと
(1作品)
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櫪木
(逆引き)
石の巻の町に入るすぐ手前の畑に今でも「蛇田」といふ名所がある。「……五十八年の夏
五月
(
さつき
)
、
荒陵
(
あらはか
)
の
松林
(
まつばやし
)
の南の道にあたりて、忽に
二本
(
ふたもと
)
の
櫪木
(
くぬぎ
)
生ひ、路をはさみて末合ひたりき」
大へび小へび
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
くぬぎ(櫪木)の例文をもっと
(1作品)
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歴木
(逆引き)
ここに
香坂
(
かごさか
)
の王、
歴木
(
くぬぎ
)
に騰りいまして見たまふに、大きなる怒り猪出でて、その
歴木
(
くぬぎ
)
を掘りて、すなはちその
香坂
(
かごさか
)
の王を
咋
(
く
)
ひ
食
(
は
)
みつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
くぬぎ(歴木)の例文をもっと
(1作品)
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“くぬぎ”の意味
《名詞》
くぬぎ【橡、椚、櫟】
ブナ科コナラ属に属する落葉樹。別名、つるばみ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かし
かしは
かしわ
ミスルトー
いちい
いちひ
なら
れき