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赤樫
ふりがな文庫
“赤樫”の読み方と例文
読み方
割合
あかがし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかがし
(逆引き)
陸
(
おか
)
の麦畑の間にある
路
(
みち
)
から、
中脊
(
ちゅうぜい
)
の
肥満
(
ふと
)
った
傲慢
(
ごうまん
)
な顔をした長者が、
赤樫
(
あかがし
)
の
杖
(
つえ
)
を
引摺
(
ひきず
)
るようにしてあるいて来るところでありました。
宇賀長者物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
アパートのどの窓からも殆んど
覗
(
うかが
)
う事の出来ない程に鬱蒼たる
櫟
(
くぬぎ
)
や
赤樫
(
あかがし
)
の雑木林にむっちりと包まれ、そしてその古屋敷の周囲は
石塀幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
五尺もありそうな
赤樫
(
あかがし
)
の木剣をつき出し、巨大な眼をかっとみひらいて、杢助の眼をかっきりと睨みながら、一歩、二歩と進んで来た。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
赤樫(あかがし)の例文をもっと
(16作品)
見る
“赤樫(アカガシ)”の解説
アカガシ(赤樫、学名:Quercus acuta)はブナ科コナラ属の常緑広葉樹。別名、オオガシ(大樫)、オオバガシ(大葉樫)、アツバアカガシ、オオアカガシ、キクアカガシ、ヒメアカガシ。かたくて赤褐色の材は和名の由来となり、車両や船舶、三味線の棹、木刀にも使われる。
(出典:Wikipedia)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
樫
漢検準1級
部首:⽊
15画
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