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あかがし
ふりがな文庫
“あかがし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赤樫
94.1%
血櫧
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤樫
(逆引き)
五尺もありそうな
赤樫
(
あかがし
)
の木剣をつき出し、巨大な眼をかっとみひらいて、杢助の眼をかっきりと睨みながら、一歩、二歩と進んで来た。
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「別に申上げなくてもお察し下さいましな。私だつて何時までも
赤樫
(
あかがし
)
に居たいことは無いぢやございませんか。さう云ふ訳なのでございます」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
あかがし(赤樫)の例文をもっと
(16作品)
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血櫧
(逆引き)
土手に若葉をゆす
振
(
ぶ
)
ッている
血櫧
(
あかがし
)
の木立を楯にして、顔を焼きそうな対岸を眺めますに、燃え
熾
(
さか
)
ッている火の手はちょうど
宿
(
しゅく
)
の
上町
(
かみまち
)
辺で、炎は人家の建てこんでいる、下へ下へと延びている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あかがし(血櫧)の例文をもっと
(1作品)
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“あかがし”の意味
《名詞》
あかがし【赤樫】
ブナ目ブナ科コナラ属に属する常緑高木、常緑広葉樹の一種。学名:Quercus acuta。別名、おおがし、おおばがし。
(出典:Wiktionary)