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椚
ふりがな文庫
“椚”の読み方と例文
読み方
割合
くぬぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くぬぎ
(逆引き)
その後、火石の原に
楢
(
なら
)
や
椚
(
くぬぎ
)
、栗などの雑木が生い繁って平地と化したのであるが、そこへどこからともなく狸が移り棲んで繁殖したのである。
たぬき汁
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
岩山に生えた
椚
(
くぬぎ
)
の三年枯れの堅薪で炊いた飯の、一番下と釜の底とが、移す時綺麗に離れるのでなければ、太政官は其の飯を口にしなかつた。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「…………。」足許で
椚
(
くぬぎ
)
の朽葉の風に
飜
(
ひるがへ
)
つてゐるのが辰男の目についてゐた。いやに
侘
(
わび
)
しい氣持になつた。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
椚(くぬぎ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“椚(クヌギ)”の解説
クヌギ(櫟・椚・橡、学名: Quercus acutissima)は、ブナ科コナラ属の落葉高木。山地などに生え、雑木林の景観をつくり出す代表的な樹種としても知られる。樹皮からしみ出す樹液にはカブトムシなどの昆虫がよく集まり、実はドングリとよばれ、材は薪や家具、シイタケ栽培の原木など様々に利用されてきた。樹皮は染料や薬用にも使われる。
(出典:Wikipedia)
椚
漢検1級
部首:⽊
12画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“椚”を含む語句
上椚田
椚林
並椚
椚々戸
“椚”のふりがなが多い著者
上司小剣
正宗白鳥
島崎藤村
佐藤垢石
横光利一