“功刀”の読み方と例文
読み方割合
くぬぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楯岡たておかのときと同じだな、と功刀くぬぎ功兵衛は思った。楯岡平助のときと殆んど同じだと、——裏のほうで仔猫こねこのなく声がし、窓外のひさしに枯葉の散りかかる音が聞えた。
醜聞 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)