くぬぎ)” の例文
それはくぬぎからを踏んだので、踏まれた殻は平らにへし潰された。疵をするまでもないものであつた。彼はちつと舌打をして、忌々しさうにそれを拾つて抛りつけた。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)