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きゝなが
ふりがな文庫
“きゝなが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
聞流
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞流
(逆引き)
とかくは
有金
(
ありがね
)
の
何
(
なに
)
ほどを
分
(
わ
)
けて、
若隱居
(
わかいんきよ
)
の
別
(
べつ
)
戸籍
(
こせき
)
にと
内〻
(
うち/\
)
の
相談
(
さうだん
)
は
極
(
き
)
まりたれど、
本人
(
ほんにん
)
うわの
空
(
そら
)
に
聞流
(
きゝなが
)
して
手
(
て
)
に
乘
(
の
)
らず、
分配金
(
ぶんぱいきん
)
は一
萬
(
まん
)
、
隱居
(
いんきよ
)
扶持
(
ぶち
)
月〻
(
つき/″\
)
おこして、
遊興
(
ゆうけう
)
に
關
(
せき
)
を
据
(
す
)
へず
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ねば
承知
(
しようち
)
せぬぞと
威張
(
いばり
)
たてるを
聞流
(
きゝなが
)
しに二
階
(
かい
)
の
座敷
(
ざしき
)
へ
結城
(
ゆふき
)
を
連
(
つ
)
れあげて、
今夜
(
こんや
)
も
頭痛
(
づゝう
)
がするので
御酒
(
ごしゆ
)
の
相手
(
あいて
)
は
出來
(
でき
)
ませぬ、
大勢
(
おほぜい
)
の
中
(
なか
)
に
居
(
ゐ
)
れば
御酒
(
ごしゆ
)
の
香
(
か
)
に
醉
(
ゑ
)
ふて
夢中
(
むちう
)
になるも
知
(
し
)
れませぬから
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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(2作品)
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