“おツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.0%
20.0%
和尚20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年きよねん御坊様おばうさま親子連おやこづれ順礼じゆんれい間違まちがへてはいつたといふで、はれ大変たいへんな、乞食こじきたやうなものぢやといふて、人命じんめいかはりはねえ、おツかけてたすけべいと、巡査様おまはりさまが三にんむらもの十二人じふにゝん
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なんです!』とねずみかほをしかめたが、すこぶ丁寧ていねいに、『なにおツしやいましたか?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
和尚おツさん、綺麗だんな。」と言つて、和尚さんの視線を辿りつゝ、同じ石竹の花を見ようとした。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
『いやにじれつたいな、何うにも、恁うにも、おツかないなら、手を地べたに着いて謝罪んねえ、そこへ坐つて、チエツ、意氣地のない青二才だ』
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)