“おひきた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追來50.0%
逐來50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛出さんとするをり番頭太藏はを覺まし大音に盜人々々どろばう/\と聲を立るゆゑ仁左衞門小猿は逃出にげいでんとする所に大勢追來おひきたりしかばやむを得ず三人程切拂きりはらひて其場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立出たちいで江戸へ參り候由に付あと追來おひきた何卒なにとぞいま母や弟に對面たいめんいたたく江戸中をさが歩行あるきうちかく仕合しあはせゆゑおとゝが無實のつみおちいる事のいたはしく殊更ことさらはゝは旅籠屋にて病氣の由うけたまはりしにより何卒なにとぞおとゝを助け母に孝行かうかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
目掛けて追來おひきたうしろより大袈裟げさに切り付申候是によりて嘉川家の者ども散々さん/″\に逃退きやうやく喧嘩も鎭り屋敷へ歸りし後此事内濟ないさいにて相濟あひすみたり然れ共私し儀首筋よりけて大疵おほきずあるに付其時より異名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つかず逃たりしが惡者共は何所迄もと猶も間近まぢかく逐來おひきたる故に半四郎は如何にもして逃行んとするをり幸ひ脇道わきみちの有しかば身をひるがへして逃込を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)