“おたづね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御尋50.0%
御問尋16.7%
御尋問16.7%
御質問16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御尋おたづね申さんと夫婦相談に及びたり扨翌日にもなりければ長八夫婦は早朝さうてうより兩人して山崎町乞丐頭長屋がうむねながやなる大橋文右衞門方へと志ざしてぞ出行ける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞惣右衞門はかねかくあらんと心得し事ならば少も動ぜず心の中に未だすけ十郎郷右衞門よりうつたへ出ざる中公儀かみより尋ね出されし時は渠等かれら定めて手都合てつがふあしかりなんと思ひなにかくすべきにはあらね共先爰に知らざるていに申方よろしと思案しあんなし御問尋おたづねには候へ共其のけつして覺え御座なく候尤も以前の好も候へば某しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ながかく突然いきなり御尋問おたづね申せば御不審ごふしん御道理ごもつともなれど私しは彦兵衞がせがれにて當年たうねん十五歳に相成一人のはゝ御座ござところ彦兵衞御仕置おしおきに成しと聞て打驚うちおどろもとより正直なる父彦兵衞人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
不遠慮ぶゑんりよ御質問おたづねですがなあきみ。』と郵便局長いうびんきよくちやうはアンドレイ、エヒミチにむかつてふた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)