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御尋
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おたづね
ふりがな文庫
“
御尋
(
おたづね
)” の例文
幼君
(
えうくん
)
たゞちに
御披見
(
ごひけん
)
ありて、「こは
一段
(
いちだん
)
の
思附
(
おもひつき
)
、
面白
(
おもしろ
)
き
取合
(
とりあは
)
せなり。
如何
(
いか
)
に
汝
(
なんぢ
)
が
心
(
こゝろ
)
にもこれにて
可
(
よ
)
しと
思
(
おも
)
へるか」と
御尋
(
おたづね
)
に、はツと
平伏
(
へいふく
)
して
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御尋
(
おたづね
)
申さんと夫婦相談に及びたり扨翌日にもなりければ長八夫婦は
早朝
(
さうてう
)
より兩人して山崎町
乞丐頭長屋
(
がうむねながや
)
なる大橋文右衞門方へと志ざしてぞ出行ける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御尋
(
おたづね
)
の女はあれにといふ老僕の手に、些の銀貨を握らすれば、あまたゝびぬかづき謝して、直ちに戸外に出で去りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
潜
(
ひそ
)
めてお兩人樣
御尋
(
おたづね
)
なくとも申上ねば成ぬ大切の事あり其仔細と言は一昨年の事にて候ひしが私し同樣に御
家
(
いへ
)
に御奉公致し居候吾助事何故かは存じ候はねども喜内樣の御病氣の
節
(
せつ
)
御看病
(
ごかんびやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
切殺
(
きりころし
)
親に
手向
(
たむけ
)
ん是則ち敵討なりと
立騷
(
たちさわ
)
ぎ候に付皆々打寄異見仕つれども聞入申さず
據
(
よんど
)
ころなく
召連
(
めしつれ
)
て御訴へ申上ると彦三郎を連て皆々南御番所へ罷出申べし其時
御尋
(
おたづね
)
有
(
あ
)
らば彦三郎殿
委細
(
ゐさい
)
の
事故
(
ことがら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
尋
常用漢字
中学
部首:⼨
12画
“御尋”で始まる語句
御尋問