“おたずね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御尋66.7%
御質問33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直様すぐさま参り申候処、御役人御出おいで有之其許方そのもとかた慶蔵けいぞうと申候寺男てらおとこ召使ひ候事有之候哉との御尋おたずねなり。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
貴墨きぼく拝見つかまつり候、あらたに師を失いたる吾々が今日に処するの心得いかんとの御尋おたずね、御念入の御問同憾どうかんいたりに候、それにつき野生も深く考慮を費したる際なれば、腹臓なく愚存ぐぞんちんもうすべく候
師を失いたる吾々 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
不遠慮ぶえんりょ御質問おたずねですがなあきみ。』と郵便局長ゆうびんきょくちょうはアンドレイ、エヒミチにむかってうた。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)