“うゑむらさま”の漢字の書き方と例文
語句割合
植村樣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはおまへらぬから其樣そんにくていなことへるものゝ三日みつか交際つきあひをしたら植村樣うゑむらさまのあとふて三途さんづかはまできたくならう、番町ばんちやう若旦那わかだんなわるいとふではなけれど
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
植村樣うゑむらさまはしてくださるか、むゝはしてる、んでもる、はやくなほつて御兩親ごりやうしん安心あんしんさせてれ、いかとへば、あゝ明日あしたなほりまするとはゞかりもなくひけり。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今日けふなほりまする、なほつて兄樣にいさんのおはかま仕立したてげまする、おめしふてげまする、それはかたじけなはやなほつてふてれとへば、左樣さうしましたらば植村樣うゑむらさまんでくださるか
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)